次回以降のクラウドファンディングの実施形態についての検討

説明

5月に京姫鉄道合同会社を設立しました。

税務上のリスク(OPAP-JPの収入を、京姫鉄道合同会社の売上除外とみなされる)を避けるため、及び、京姫鉄道合同会社として「こうしす!」の本編制作を支援できるようにするため、以下のような方法を考えました。

法的その他の問題、留意点がないかどうかについてご意見をいただければと思います。

現在の流れ

  1. [OPAP-JP] クラウドファンディング実施

  2. [支援者]→寄付→[OPAP-JP]→委託料(請負契約)→[アニメーター等]

  3. [OPAP-JP]←役務提供←[アニメーター等]

  4. [支援者]←お礼状←[OPAP-JP]

新案

  1. [京姫鉄道] クラウドファンディング実施

  2. [支援者]→委託料(準委任契約)・商品代金→[京姫鉄道]→委託料(請負契約)→[アニメーター等]→役務提供→[OPAP-JP]

  3. [支援者]←グッズ等の商品←[京姫鉄道]

新案の説明

原則として有償依頼は、京姫鉄道合同会社が引き受けます。

京姫鉄道合同会社がクラウドファンディングで支援者から「こうしす!支援業務」を準委任契約で受託し、京姫鉄道合同会社が再委託先を通じてOPAP-JPに対して作画等の役務を無償提供するというのが契約関係の大まかな建て付けです。

なお、上記のようにアニメーター等に再委託するのが大半となりますが、京姫鉄道合同会社としても支援額15%程度を上限として脚本料等をいただき、直接OPAP-JPに対して役務を提供します。

「こうしす!支援業務」中に新たに発生する著作権は、京姫鉄道合同会社が保有し、OPAP-JPに対してCC-BYで許諾、CLAに同意という形を想定しています。

結果として、OPAP-JPの財務規模はかなり縮小し、収入は賛助会費・正会員会費のみ、支出は団体の管理維持費や会報制作費、OPAP-JPから直接業務を委託する必要がある場合のみとなります。

なお、本件は外形上利益相反行為となる可能性があるため、会員総会の承認(通常決議)を求める予定です。

その他

こうしす!制作事業を京姫鉄道合同会社に事業譲渡しないのは、京姫鉄道合同会社が主体となると、判断にビジネス上のバイアスが強くかかってしまい、オープンソースの強みを削いでしまうことが予想されるためです。

有名なLinuxディストリビューションの例でも、非営利のFedoraプロジェクトと営利のRedHat社と言う風に組織を分けている例があるのも、オープンソースの強みを活かしつつ、プロダクトの持続性を高める仕組みなのかなと思っています。

Activity

Show:
井二かける
July 22, 2019, 4:41 PM

上記の件、一旦、保留としたいと思います。

その一方で、京姫鉄道が制作主体となる「こうしす!EE」シリーズのクラウドファンディングを一度行って様子を見たいと思います。これで大爆死するようでしたら、OPAP-JPとして資金を募集する方が良いと思いますし、もしクラウドファンディングが成功し、作品を送り出せば一定の信頼を得られるものと思います。

 

 

井二かける
July 5, 2019, 12:50 PM

作成中の資料をアップしました。もうちょっと図解をシンプルにしたバージョンです。(最終バージョンではありません)

新スキームの導入の一つの目的は税務リスクを低減することです。この目的を達成するもう一つの選択肢としては、OPAP-JPの代表を交代するということも考えられます。OPAP-JPの代表を交代するのが、税務上は一番クリーンで明快です。その場合、OPAP-JPでクラウドファンディングを行っても大きな問題はありません。

 

あと個人的な理由を述べれば、以下の理由があります。

  • 今のやり方ではクラウドファンディングが超大変なので限界を感じている
    (お礼状発送は委託できないが、グッズ発送なら代行業者に委託できるので今よりかなり楽になる)

  • 税法上の収益事業について調べるのが超大変
    (どこまでが非課税か色々しらべないといけない)

  • 個人的にOPAP-JPと京姫鉄道合同会社の両方に貸すお金がない
    (OPAP-JPはサーバー費垂れ流し状態の上に、資金繰りが安定しない。任意団体だから外部からお金を借りることもできない)

  • OPAP-JPと京姫鉄道合同会社の両方で会計業務をやるのが大変なので、OPAP-JPの方を省力化したい

 

井二かける
July 5, 2019, 12:20 PM

> 大雑把に言うと、OPAP-JPはだいたい無償活動団体であり、有償参加者への発注とかCFとかのお金の絡むことは主に京鉄が担うということですね。

はい。

 

> とはいえ関係する主体が増えて外部の人から見て複雑になるというのは変わりません。

それは懸念しているところです。
実際やってみてダメだったら、OPAP-JPに戻すというのでも良いかもしれません。

 

> 京姫鉄道と支援者の間のグッズ売買は具体的にはどのような形でされていますか? 

これは実際にはまだ行っていません。今後BOOTHとかで販売することになるのではないかと思います。
また、京姫鉄道でも独自にクラウドファンディングを行う予定です。

 

キュアカイシャイン玉虫
July 5, 2019, 11:29 AM

誤認がありました。支援者と有償参加者の間は京姫鉄道だけですね。とはいえ関係する主体が増えて外部の人から見て複雑になるというのは変わりません。

大人かー。私は少し知識がついただけで精神年齢はまだ子供だよー∩(´;ヮ;`)∩
いつまでも自由な子供ででいたいよー不自由な大人にはなりたくないよー∩(´;ヮ;`)∩

キュアカイシャイン玉虫
July 5, 2019, 11:23 AM

大雑把に言うと、OPAP-JPはだいたい無償活動団体であり、有償参加者への発注とかCFとかのお金の絡むことは主に京鉄が担うということですね。

現状では、CFなどによる支援者と有償参加者の間にはOPAP-JPだけがいましたが、今後は京姫鉄道とOPAP-JPの2団体が挟まることになり、支援者などの外部の人にとって複雑になり、不信を抱かれる可能性があります。新スキームの内容と、何故このような変更をするのかを外部に詳しく分かりやすくよくよく知らせる必要があると思います。また外部の人々にtwitterなどで意見を求めてもいいかもしれません。わかりづらいところや不信を感じる点はないかとか。支援者など外部の人にとっては複雑さが増すのは間違いなくマイナスであると思います。「CFで支援したかったけど組織関係が複雑でよく分かんなくて怖いのでやめた!」という人も出てきそうです。参考までに、自分はCFでアニメーター支援機構さんを支援してますが、初回は怪しい団体じゃないかとか詐欺の類じゃないかとか怪しんでかなり時間をかけて調べた覚えがあります。まあ特殊事例でしょうけども…。

あと現行の、京姫鉄道と支援者の間のグッズ売買は具体的にはどのような形でされていますか? この部分を自分は把握していません。

新スキームで無償参加者からの会費・寄付がOPAP-JPに行った後で京鉄に渡ると思いますが、これが税とかの関係上良いのか悪いのかよく分かりません(わたしむずかしいことわからない)。

会費・寄付がOPAP-JPを介して京鉄に渡るのが問題なければ、自分個人としては変更について異論ありません。自分にとってメリットも特に無さそうなので積極的に賛成と言うわけでもなく「変更すること了解」というかんじです。

担当者

Yasuo Kawachi

報告者

井二かける

ラベル

None

外注作業者

None

ひとこと備考

None

優先度

重大